【症例紹介:椎間板ヘルニア】

[2015年04月10日]

こんにちわ。
最近更新がおくれており、症例紹介がたまって参りました(汗)

ここ数ヶ月で数症例ありましたので、紹介します。

『椎間板ヘルニア』と聞くと、人間も腰が痛くなるあれねという感じでわかる方も多いと思います。

動物での椎間板ヘルニアは胴長犬種のダックスフントに非常に多く見られます。

程度はそれぞれで、痛いだけ~歩けないまで様々です。

グレード分類というのが非常に重要で、
ざっと分かりやすく分けると、

GⅠ・・・痛いけど歩ける
GⅡ・・・ふらつく
GⅢ・・・たてない
GⅣ・・・麻痺、深部痛覚あり
GⅤ・・・完全麻痺、おしっこうんちも自力ではできない

こういう分類になります。
神経学的検査をきっちり実施して分類しなければなりません。

治療法も異なり、GⅢ-GⅤ(特にGⅣ-GⅤ)は外科手術が必要になります。

手術は片側椎弓切除術(ヘミラミネクトミー)で脊髄を露出し、突出している椎間板物質を除去します。
(写真は除去後ととれた椎間板物質です)

術後はリハビリをがんばれば歩行できるようになる事も多いです。

急に『キャン』といいたてなくなったり、ふらついたりするケースが多いですが、
ふらつくとか痛がるとかあればすぐに動物病院を受診したほうがいいですね。

チェルシーアニマルクリニック
院長 小池 博行