【症例紹介:低血糖(仔犬)】

[2014年08月09日]

小さいワンちゃんを新しく迎え入れる方もまだまだ増えている中、
小さい仔犬にとって、かなり要注意が必要な病態があります。

それは『低血糖』です。

『低血糖』とはその名の通り、血液の中の血糖値が低くなります。
いわゆる『糖尿病』の正反対の病態です。
血糖値が低くなると、動けなくなり、ぐったりして、最悪は低血糖性の発作が起こります。

低血糖が起こりえる際には、多くは寄生虫やウイルス性の下痢・嘔吐を伴っており、
それらが影響して食欲がわかないという状態であることが多いです。

診断は血糖値を含めた血液検査を行ってあげることにより診断でき、
治療は糖分を飲ませてあげたり、重症な場合は、血管内に糖が入った点滴を流してあげる事により実施します。

仔犬(特に1kg前後)が数日、ご飯を食べないだけで低血糖になってしまうため、
ワンちゃんを迎え入れた際は、ご飯をきちんと食べれているかを中心によくよくチェックしてあげてください。

チェルシーアニマルクリニック
院長 小池 博行