【症例紹介:舌部分切除】
[2014年07月13日]
動物は食べることと、寝ることと、散歩することが大好きです。
その一つを奪うかもしれないのが口の中の痛みです。
この症例は舌の扁平上皮癌で、口の痛みがあり、
よだれや出血、食欲はあるんだけど食べられないという状態が続いていました。
舌を部分的に切除して痛みのコントロールをしました。
舌がある程度なくても動物は意外と食べることができます(というより食べ方を自分なりに学習します)。
口の中の問題は意外と気づかないケースが多いですが、普段のごはんの食べ方が遅いとか気にしているとかちょっとした変化で早めに気づいてあげられるといいですね。
チェルシーアニマルクリニック
院長 小池 博行